ロゴストロン, 二項対立

ロゴストロンと二項対立

ロゴストロンと二項対立

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僕のブログで、「なぜ二項対立?」(が起きるか)について調べていらっしゃる方がいました。皆さん熱心ですね。今日は久々に二項対立についてコラムをお届けします。

二項対立ってなに?

そもそも二項対立とは一体何でしょうか?この辺りに詳しい方が多いとは思いますが、ここでは初心に帰って「二項対立」の定義をまず取り上げます。

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二項対立(にこうたいりつ、英:dichotomybinary opposition)とは論理学用語の一つ。二つの概念が存在しており、それらが互いに矛盾対立をしているような様のことを言う。元々は一つの概念であったものを二分することにより、それを矛盾や対立をする関係へと持っていくことを二項対立と言うこともある。

陸と海、子供と大人、彼らと我々、臆病者と英雄、男らしさと女らしさ、既婚者と独身者、白と黒、運動と静止、明と暗のように、相対立する一対の概念を二項対立という。

(※Wikipediaより抜粋)

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上記を読むと、二項対立が何かはすぐに分かると思います。光と影、男と女、勝ち組と負け組、西洋と東洋、陰と陽など対立する概念のことですね。

上記を良く読むと、気になる一文があります。それは、

元々は一つの概念であったものを・・・二項対立と言うこともある。

の部分。これらは元々一つだったのですね。

男と女が一つだったとか書くと何やら色々問題が起きそうですが(笑)、『古事記』に登場する神様は、最初男女の区別がない独神(ひとりがみ)でした。

二項対立は、互いに対立する概念ですが、元々は1つなんですよね。

二項対立は元々一つのもの

二項対立は元々一つのもの

ちょっとややこしいのですが、二項対立なんてものが元々は無いんですよね。宇宙のすべては一つであり、陰と陽とか、分かれてないワケです。二項対立という概念は後から生まれています。

『言霊百神』でも、言霊「ウ」が、「ア」と「ワ」に分かれたとありますね。

d.Mや、鎮魂における「五魂の統合」とは「全宇宙との一体化」を言っていて、「正しい存在になろう!」とか、そいういうものはありません。善と悪のような構図ではないワケです。

日本における八百万の神々も同じですよね。誰が偉くて、誰は卑しいではなく、誰もが、全てが神である、と。それは、バラバラであるけれど、一つなんですよね。

もう20年以上前ですが、かつてタレントの田嶋陽子さんが、女性がどうのとテレビで連呼していた時期を思い出しますが、男尊女卑という考え方も、その逆の考え方も、どちらも二項対立であり、意味なんて無いように思います。

「愚問かも知れませんが男と女で本当に偉いのはどっちでしょうか?」という質問をする人が世の中にはいるくらいですから、概念としてはあるんですよね。多くの「二項」は「対立」していることになっているのです。

なぜ二項対立が生まれるの?
なぜ二項対立は生まれるの?

では、なぜ二項対立はこれほど問題になっているのでしょうか?

よーく、世の中を見渡すと本当に二項対立だなと思い知らされます。二項対立が生まれた背景は、西洋の一神教神学があり、神と悪の構図が背景にあります。日本の八百万の神々とは真逆ですよね。

同じ地球という1つの星にいるのに、大陸が違えば「私たち」と「彼ら」という区別ができる。自分達は正しく、彼らは違う。だから戦争もするし、彼らは間違っているから、自分達が国を治めてあげよう!…と支配もする。

で、そうした考え方をせっせと教育されて僕らは育ってきたワケです。僕の世代では、一生懸命勉強して、良い大学に入って、良い企業に就職すれば一生安泰…なんてまだ言われた時代ですが、これもよくよく考えると、背景には二項対立がありますね。

もうちょっと良く考えると、良い企業に就職して、いっぱいお金を稼ぐ人が増えると、結局誰が笑うんでしょうね?(笑) 二項対立が本質的にどうして問題なのか、何となく見えるでしょうか?

ちなみに「勝ち組」「負け組」と言われるようになってきたのは、21世紀に入ってから、企業の非正規雇用による所得の格差が生まれてからのようですが、二項対立という実態の前にそれを生む概念が存在しています。

いまでは、スーパーやドラッグストアでも二項対立を僕は感じます。

アイスクリームの売り場に立てば、大きなカップで3個248円の特売アイスがある一方で、ハーゲンダッツのような小さくて1個272円の高級アイスが並び、ドラッグストアでシャンプーの売り場に立てば、1本298円のシャンプーもある一方で、1本が3,000円を超えるような高級シャンプーもある。

レストランなんかでもそうですよね。消費者の目線で焼き肉レストランの「勝ち組」はどこで、「負け組」はどこ、という構図も多分あなたの中にありませんか?

国と国というマクロから、生活必需品、飲食店というミクロに至るまで、二項対立は今やあらゆるところに存在し、私たちの意思決定に影響を与えています。それは教育が与えた観念であり、支配の道具として存在します。

二項対立は言葉によって、対立する概念が定義されたこと。それらに呼び名が付いたことで生まれます。

そして、一神教神学の通り、片方が合っていて、他方は間違っているという観念によって、社会は二極化へと向かっているように見えます。そこに、人の欲望や見栄、嫉妬心などをうまく刺激しながら、その両極を見せてマーケティングを仕掛けている世の中の仕組みが見え隠れしています。

ロゴストロンは二項対立を統合する

ロゴストロンは二項対立を統合する

先日も、マーベルの映画を見ましたが、善と悪の対決する構図が分かりやすいですよね(笑)。背景に一神教神学があるんだなと感じながら観ると、また洋画の見方も変わるのでしょう。

日本も、戦後教育で二項対立というものが次第に定着していったのではないかなと思います。高度経済成長時代はまだ、”一億総中流” と言われて、日本人の多くが自分達を「中流」だと捉える傾向にありました。

バブル経済が終わり、ITバブルが終わった辺りでしょうか。お金を稼ぐことが美徳とは言いませんが、それまで何となくあったお金儲け=汚い…的なイメージが変わってから、「勝ち組」「負け組」という言葉を誰もが口にするようになって、それを口にすることで、人の意識も変わったように思います。

ファーストファッションの流行も2000年半ばから流行り始めていますが、言葉による概念定義が先にあって、その実体が後から付いてきていると考えると分かりやすいですね。

さて、ロゴストロンという装置が果たすべき大きな役割の1つは、二項対立の統合にあると僕は思います。

d.M、鎮魂もそうですし、祓いもそうですね。バラバラに分裂していったもの、二項対立として元は一つだったものが分離しているもの。

これらの観念を取り払って、元の一つに戻すこと。

元々、普通のアイスも、高級なアイスもあったのでしょうけれど、そこに社会的な観念が付きまとっているワケです。「こっちを食べていたら負け組かな?」とか、「こっちを食ってる俺ってブルジョワ!」…的な(笑)。

それって、何も意味が無いですよね?社会的な価値観に照らし合わせて片方を選んでいて、そもそもが自分の価値観ではありません。

ロゴストロンやロゴスプログラミングは、この二項対立や偏りのある考え方を修正し、フラットにして行くのが良く分かります。二項対立なんて、自分が決めている(あるいは観念に基づいて判断している)ということが良く分かってくると、自分が何をしたいのか、いま二項対立にハマっているのかが良く分かると思います。

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